色々自転車

配色理論

3色に納めるとスッキリ

パーツだけを見てるとあれもこれもカッコよくてつい欲しくなっちゃうんだけど、やりすぎると組み上がった時に必ずとっちらかります。なので、色数はできるだけ抑えた方が吉。基本は以下の要領で3色の割合にまとめると安定したバイクを作れる。

色のチョイスとしては、ベースとサブは同系色(近い色相の、近い彩度 or 近い明度)、又はサブを黒かシルバーでまとめ、アクセントはベースの補色*1を選ぶとキリっと引きしまる。色の仕組みは下の色相環参照。
*1 任意の色の180度対局にある色。

色相環

以下、色の組み合わせ例。

配色割合

配色例1、黄色メイン

配色例2、青メイン

配色例3、赤メイン

余談、各社完組みのバイクを見渡すと、ほとんどがこの法則に当てはまるので、売り場ではぁはぁなるほどなるほどなどと見渡してみると面白いです。ビアンキなどはあの色がコーポレートアイデンティティになっていて、他パーツは白と黒のみだったり。
そもそもタイヤは黒だけど、無敵色なのでカラーリングとしてはほぼ無視していいと思います。

色数を増やしたい場合

「もっとハデにデコりたいのプンスカ!」な場合は、まずその色の面積がサブ・アクセント(ベースはいじっちゃダメ)、各パートのどれに属しているかを認識する。そして、近い色相 or 彩度 or 明度を選び、属しているパートの割合自体は変えないように面積を分割して調整する。下図参照。

サブカラーに加える場合
色の分割その1

アクセントカラーに加える場合
色の分割その1

とはいえ自由に

自身の服装・靴、髪・肌の色なども大きな要素なので、こだわりすぎると服もロクに選べなくなるし、その辺はアバウトでいいと思います。一番大切なのは長く乗り続ける事・メンテしてあげることだと思いますっ。ドゥ・エンジョイ☆